こんにちは!ぼーたんです。
今回はチェコにある世界一美しい図書館、ストラホフ修道院についてお話していきます!
ストラホフ修道院には2019年2月に卒業旅行として行きました。
現在社会人となっている身としてはあの頃に戻りたい気分です(笑)
コロナ禍で海外へ行けない今、写真ですが美しいストラホフ修道院を見て癒されていきましょう!
ストラホフ修道院とは
ストラホフ修道院は、修道院の面と、世界一美しいと呼ばれる図書館としての面を持ったチェコにある修道院です。
起源は1138年にオロモーツ市の大司教イジー・ジーテックが聖地を訪れ、その印象をもとにプラハ城の近くで比類のない修道院を創立することを考え出したことから始まります。
プラハ司教区、ボヘミア王、ソビエスラフ2世とその後継者ブラチスラフ2世の援助を得て、1143年にストラホフ修道院は完成しました。
ちなみにチェコの中では2番目に古い宗教上の図書館であるそうです。
ここに収蔵されている本は、28万冊にもおよび、そのうちの2000冊が手書きで、2600冊が初期刊本であるそうです。
この中で最も古い本は、860年にラテン語で書かれたストラホフ福音書であるそうです。
哲学の間
図書館は2つの間から成り立っています。
そして、それぞれの蔵書の中身によって神学の間、哲学の間と呼ばれているそうです。
まず入って最初に見学する哲学の間は18世紀末に建設されました。
この天井には、聖書からとった場面が描かれているそうです。
見学の際は、中には入れず、、、この写真を撮った位置から覗くことしかできません。
ぜひ目を凝らして天井をみてください!
神学の間
神学の間は、17世紀に大修道院長ヒルンハイムによって建設されたそうです。
こちらも天井に圧倒されました。
しかし、図書館であっても哲学の間同様、中に入って本を手に取ることはできず。。。
決められた線内から中をのぞくことしかできませんでした。
珍しい本等は、神学の間、哲学の間の間にある廊下に並べられており、見学に行った際は読めなかったので、帰国したら読んでみようと思い、写真をたくさん撮ってきました。
これらの本については、「ストラホフ修道院の貯蔵品」でまとめます!
アクセス
さてストラホフ修道院の場所に行くには、プラハ城から徒歩18分、トラムを使う場合は、「Pohořelec」で下車すれば5分でたどり着くことができます。
私はこれを聞いて徒歩ですぐ行けるんだと思い向かったのですが、修道院にたどり着くには急な坂を上らないとたどり着けません(泣)
この坂を上っていきます。この時はまだ坂の急さに気づかず、余裕でした(笑)
坂に上り始めて真ん中位の場所です。疲れて近くのベンチに座りながら撮った写真です。
ここからは、プラハの旧市街の街並みや、遠くにあるテレビ塔まで見えました!
この景色を見つつ、まだまだ山登りをしてからやっとたどり着くことができます。
この日行った際は、観光客が少なく、登ってきた道も人通りが少なかったっため、本当にこの道であっているのか不安でした。(もしかすると、いつも人通りは少ない方かもしれません)
坂の上にある修道院ということを忘れずに、迷わず登っていくことをオススメします。
ストラホフ修道院の貯蔵品
ここでは、私が気になった廊下に飾られていた貯蔵品を並べていきます!
英語翻訳ができた貯蔵品には名前を付けました。(間違っていたらご指摘をお願い致します。)
(「セルンバークの聖書のジョン」1440年)
(ストラホフ修道院があるPohořelec(ポホレレック)地区の法 17世紀)
(右:ストラホフ福音書の製本 9世紀~16世紀 左:ストラホフ福音書 860-865)
(「14世紀半ばに北イタリアで書かれた天文学者、アブドゥル・ラフマーン・スーフィーの天文アトラス(アトラスとは、ギリシア神話に登場する神)」と書かれていました。)
(哲学の間にある天井画の解釈について書かれているものだそうです。)
(神聖ローマ皇帝ルドルフ2世によるストラホフ修道院の特権の確認書 1591年)
最後に、日本ぽい仮面(天狗っぽい?)や食器があったので、撮ってみました。
チェコにアジア系の物が入ってきていたと思うとびっくりですね。
チケット
・大人 120CZK
・子供・学生 60CZK
※カメラ撮影を行う際は、別途50CZK払います。
※予約をとらなくてもチケットを入手できました。
私は当時学生だったので、60CZKでした。
ついでに写真も撮りたかったので、50CZK支払いました!(日本円に換算すると約573円)
カメラ撮影代50チェココルナを支払うと、黄色のシールを受け取ります。
あちらこちらに監視員が立って見学者を見ているので、写真を撮る際は必ずチケット売り場で、撮影代を支払いましょう。
参考文献
今回ストラホフ修道院の歴史や、アクセスについては、修道院内でもらったパンフレットを参考にしました!
私はこの卒業旅行で、ハンガリー、スロバキア、オーストリアを回り、今まで日本語の案内を見てこなかったのですが、ここで初めて日本語パンフレットに出会いました。
チェコ語や英語での案内が多い修道院ですが、この日本語のパンフレットのおかげで修道院の全容をつかむことができました。
ぜひ行った際は、パンフレットも手に取ってみてください。
チェコでは、プラハ城、聖ビート教会、カレル橋、旧市街広場なども観光したので、今後記事に残していこうと思います!お楽しみに!