旅行

ピサの斜塔へお散歩に行こう!

こんにちは!ぼーたんです。

今回はまたまたイタリア旅行記に戻り、ピサの斜塔について話していこうと思います!

私は2019年2月に大学の卒業旅行としてイタリアに行きました。

ピサの斜塔がある場所は観光目的の人々だけではなく、家族連れや学生など多くの人々がピクニックをしたり、昼寝をしたりだと楽しんでおり、羨ましく感じました!

ぼーたん
ぼーたん
私もピサの斜塔を見ながらのんびり寝てたい。。。

コロナで今すぐイタリアへは行けませんが、写真でピサの斜塔の散歩を少しでも楽しんで頂けたら幸いです。

ピサの斜塔とは

12世紀に建設が始まり、1350年代に完成したロマネスク様式の塔です。

塔の3層目の建設時点で、大きな傾きを確認したそうで、ゆがみを直しながら上へと建設をしていきました。

6層目が完成した1287年の傾斜は1,43m、1550年は3.79mと年に1mmのペースで傾いているそうです。

現在の傾斜は確かな情報がなかったので、ここに載せるのは断念します(泣)

私が2019年に購入した『るるぶ情報版 イタリア’20 ちいサイズ』の情報によると傾斜は約5.5度だったそうです。

ぼーたん
ぼーたん
ここから今も少しずつ傾いていっているんですね。

ピサのまちの地盤はもともとゆるいそうで、よく見ると洗礼堂も隣にあるドゥオーモも傾いているそうです。

洗礼堂(今回は見学を断念した洗礼堂)

ドゥオーモ(ドゥオーモ:右が入り口で、左は出口となっています)

斜塔からの眺め

(斜塔からのドゥオーモ:上から見ると十字架になっています。)

ピサのまちが一望できました!

斜塔の内部

頂上にはいくつか鐘が吊り下げられていました。(7つ鐘があるそうです)

これで時間をお知らせしていたんでしょうか。。。

ふと大学の先生に見てもらおうと思い、鐘に書いてある文字を撮ってみたのですが、未だ謎のままです(笑)

唯一分かったのは、鐘についている「ラバルム」と呼ばれる「P」と「X」を組み合わせた文字です。

ローマ帝国正規軍の紋章の1つとされており、ここの地はローマ帝国にとって重要だったのかなと感じました。

(斜塔の空洞部分)上へと昇る階段は螺旋階段となっており、とても急で大変でした。。。

ちなみに273段あるそうです!

ぼーたん
ぼーたん
すごく良き運動になります!(笑)

 

奇跡の広場にある像たち!!

ドゥオーモや斜塔がたつ広場はかつては町外れに位置しており、城壁の外側にあったにもかかわらず、このように今も残っているため、「Piazza dei Miracoli(奇跡の広場)」と呼ばれているそうです。

広場を見渡してみると不思議な像があったので、その中の撮っていた写真を2枚紹介します!

1枚目の写真は、伝説上のローマの建国者「ロムルスとレムス」の像です。

ここに置いてあったことにはびっくりしました!

なぜあるのでしょうか。。。。?

ロムルスとレムスとは

雌オオカミに育てられた後、牧人に拾われた双子の兄弟。

前753年頃にローマを建国する。

ローマの名前は初代の王ロムルスにちなんでいる。

友達が横たわっている像に向かって「大丈夫かー」と叫んでいる写真です(笑)

頭部・手・足がなく、何の像なのか全くわかりませんでした。

ぼーたん
ぼーたん
地盤がゆるいせいで、倒れたのでしょうか。。。

写真の奥に人が出入りしている場所が、チケット売り場と、荷物を預ける場所です。

 

ドゥオーモの内部

ドゥオーモは1063年にブスケット・ピサーノが建設を開始し、2世紀もの時を経て完成したそうです。

そしてイタリアのロマネスク建築の傑作とも言われているそうです。

内部にはアーチがたくさんあり、白と黒のしましま模様はイスラム様式の影響を受けています

教会内部にはピサ出身の彫刻家ジョバンニ・ピサーノによる大理石の説教壇(14世紀)など貴重な美術品が多数あります。

ぼーたん
ぼーたん
貴重な説教壇の写真は撮っていませんでした(泣)

入り口から入って右側にある祭壇です。

これはピサの守護聖人「聖ラニエリ」をおまつりしている祭壇です。

入り口から入って奥の真正面には、ガラスのモザイクでできた祭壇画(「玉座のキリスト」)があります。

そして、写真では見えにくいですが、手前に天井からぶら下がっているのは、「ガリレオのランプ」と呼ばれているものです。

このランプの揺れから振り子の法則を発見したといわれているそうです。。。

最後に、このドゥオーモの内部にも先ほど斜塔の鐘で見た「ラバルム」を発見したので思わずパシャリ。

頑張って読んでみたところ、ピサ教区管理者 プレナの教皇庁Benvenutus Matteucci さんと書かれており、おそらくこの下にその方が眠っていると思います!

チケットについて

私が行った際は、斜塔を上るために18ユーロ(約2,410円:2021年5月30日現在)かかりました。

とても高い額を出したことを今でも忘れられません。(笑)

他にも洗礼堂、シノピエ美術館、礼拝堂の見学ができるのですが、1館5ユーロ、2館7ユーロ、3館8ユーロとお金がかかってしまうので、学生の私たちは見学するのを断念しました。。。

(チケットの裏には地図が書いてありました。)

ドゥオーモの見学は無料なので、何回でも見ることができます!

ぼーたん
ぼーたん
学生に優しいドゥオーモ!!

この時は予約はせずにチケットをゲットできたので、当日購入で大丈夫です。

斜塔は定員制です!

指定時間の入場券を購入し、指定時間10分前にチケット売り場の隣にあるクロークでカメラ以外の荷物を預ける流れになります。

 

参考文献

イタリア旅行前に建築物について少し学んでおこうと思い購入した、JTBパブリッシングの『るるぶ情報版 イタリア’20 ちいサイズ』を参考にして忘れた情報は補っています。

このガイドブックには、2つ特典が付いています。

1つは、Googleマイマップ対応していることです。このるるぶ本誌に掲載されている全物件が、オンラインマップ上で見ることができるという初心者にありがたい特典がついています!

「見る」「食べる」「買う」などのジャンル検索で、行きたいお店を検索し、MAPに現在位置が表示されるため、迷うことなくお店へたどり着けることができます。

2つ目の特典は、イタリア語会話電子版がゲットできる点です。この特典もとても重宝しました!

私は大学でイタリア語の授業を全くとっていなかったため、全くの無知の状態でイタリアに行きました(笑)

しかし、このイタリア語会話のおかげで、注文や会計をお願いするなどスムーズにできました。

ぼーたん
ぼーたん
そこに書かれているカタカナ読みでも通じました!!感動です(笑)

ネット環境が悪くても、オフラインで使用できるので、困ったときに便利でした。

私が行った際は2019年の2月だったので、現在は新しい2021年版が出ているようです。

ぜひイタリアに行く際は、1冊購入しておくと便利なのでゲットしてみてください!

るるぶイタリア’21 (るるぶ情報版海外)

価格:1,375円
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